5月に入って、甲府盆地ではブドウの作業で忙しい。
町はコロナで大変。しかし農家でマスクをしている人は、私の周囲ではほとんど見かけない。
ブドウ畑はいつもと変わらぬ風景。
ただし、このまま秋に収穫されたブドウをちゃんと買い取ってもらえるかどうかは、さすがにわからないということだった。
本日の作業は「シャインマスカットの誘引」。真上へ伸びがちなブドウの枝を水平方向に曲げて、車窓でよく見かけるブドウ棚のあの形に強制する、というものだが、その枝を曲げる作業のなかで、私のような初心者は「ブドウの枝を折ってしまう」ということをたまにやってしまう。
勢いよく伸びている枝を、全然違う方向へ曲げようとするので、力の入り方によってはポキっといってしまうのだ。折れた枝のブドウはその年当然収穫できないわけで、折ってしまった時のショックはけっこう大きい。
それが今日、農場主さんからいいヒントをいただいた。
「あらかじめ根元をもってしごいておくと、たぶん折れないよ」

実際にやってみると、確かに折れなくなった。お〜こんな簡単なことで。
自分流に解釈すると、ブドウさんに、
「お〜い、こっちの方に曲がるからね、よろしく」とあらかじめ意思を伝える、みたいなことだろうか。
ブドウと対話して作業しましょうと。
車のウィンカーみたいなものですな。
