副業としてのビニールハウス、結果として減農薬

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友人が始めたサクランボ農園を見学する。ビニールハウス付きで150坪ぐらい。

なんでも、ご主人が亡くなられた農家さんで、跡取りの息子さんは別の仕事で忙しく、残る奥さん一人では畑を維持できない、畑を遊ばせるよりはと、縁故のあった友人に無償で貸してくれたということらしい。

去年まで稼動していた畑なので、そのままサクランボぼ実はつく。本来ならウン百万はかかる規模なのに、初期費用ゼロ、器具が最初から揃っているのはとても大きい。

友人は普段は庭師をしていて、雨天のときは仕事がない。そんな時、天候に関係ないハウスは副業として相性がいい。コツコツ下準備をしてきたらしい。

始めて一年目。隣の別の農家さんにいろいろ指導を受け、手伝ってもらっているらしいが、それでも副業で、一人からここまでやるのは立派だ。

さらに予想外のおまけがつく。

金をかけず畑は借りれたとはいえ、肥料や薬品は自腹で調達しなければならない。そして、その友人は、私と同様に、ふところ具合が常に寂しかった。

ゆとりがなかったので、金がかかる農薬の散布回数を少なくすることにしたらしい、というか、そうするほかなかった。

JA指導では本来5、6回は撒くはずの薬を、自己責任で1回だけ。

それで今回、立派に育ってしまった。結果として「減農薬」サクランボができあがる。

食べさせてもらったが、スーパーで売っているサクランボより明らかに甘くて旨い!

始めて一年目で、何が幸いしたのか?、来年もこれが再現できるのか?、それは友人にもわからない。

しかしこの時勢。ぜひサクランボ狩りを、といきたいところだが、コロナで客足は遠のいてしまった。

サクランボは収穫時期もとても短いらしい。実が完全に熟す前に、サクランボを置いてくれる店を探さなければならない。  ※販路って大事ですね